24節気、” 小満 ” が始まりました。
春夏秋冬はそれぞれ6つの節から成り立っております。
小満は夏の2番目の節。
北海道ではまだ春といった季節ではありますが
暦では夏が始まっております。
江戸時代に太玄斎が記した暦についての解説書「暦便覧」というものがあります。
その中に、この時期は
「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されていると言われています。
ちょっとわかりづらいのですが、
「万物次第に長じて、天地に満ちはじめる」から
「すべてのものが次第に成長して天地に満ち始める頃」
というのが、この節の由来です。
雪がとけ、
土が見えた全てが茶色の季節へ移り変わり、
そこから桜が咲き、
さらにライラックが咲き始め
新緑が見え始めた季節となりました。
まだまだ札幌では緊急事態宣言が続いており
“Stay Home”の状態ではあります。
ですが、窓から見える外の自然は
1日1日移り変わりを愛でてみてください。
不安定なことは多くありますが、
大切な人への感謝を胸に
どうか皆さま、お体ご自愛くださいませ。