おはようございます。
こよみでは “清明”という節を迎えました。
この節は、「すべてのものが清らかで生き生きとするころ」という意味があると言われています。
1年を1日とした時、清明はおおよそ朝7時となりっます。
朝の支度を始め、バタバタとする時間。
自然界では、光の差す時間が長くなります。
そして、草木が芽吹き、次々と花を咲かせ
目に見えて大きく季節が変化してまいります。
切り花の世界でも、“春”から“夏”へと変わっていくこの時期。
花たくでは今年初の芍薬を入荷いたしました。
大きな花を咲かせる芍薬。
細くて美しい線を持つクレマチス。
小さな花がたくさん集まった紫陽花。
少しずつではありますが、初夏のお花が入荷してまいりました。
出会いがあれば、別れもある。
という言葉があるように、春のお花にはサヨナラを告げる季節となりました。
フリフリが可愛らしいパンジー
いい香りのするスウィートピー
春の代名詞のチューリップ。
女性からの指示がとても高いラナンキュラス。
アネモネや桜。
これらのお花たちはそろそろ出番を終えるのです。
札幌の場合は、春を体感できるのんは5月から。
そのため、春のお花=4〜5月と思われるお客様が多くいらっしゃいます。
しかし、体感する季節とお花の暦は少し違うのです。
きっと新しい季節を先に教えてくれることがお花の役目なのかもしれませんね。
では、新しい節も皆様にとって素敵な時となりますように。